“餝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かざ42.9%
かざり42.9%
カザ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに出雲いづもくにみやつこの祖、名は岐比佐都美きひさつみ、青葉の山をかざりて、その河下に立てて、大御食おほみあへ獻らむとする時に、その御子詔りたまはく
板敷の間に床畳とこだたみを設けた室で、几帳御厨子きちょうみずしかざり壁代かべしろの絵なども皆古代のもので、なみの人の住居ではなかった。真女児は豊雄に御馳走ごちそうした。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
こゝに、出雲国造の祖、名は岐比佐都美キヒサツミ、青葉山をカザりて、其河下に立てゝ、大御食献らんとする時に、其子詔りたまひつらく、此川下に、青葉の山なせるは、山と見えて、山にあらず。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)