飜刻本ほんこくぼん)” の例文
その翌日からわたしは早速新曲の資材となるべき事蹟じせきを求めたいと例の『燕石十種えんせきじっしゅ』を始めとして国書刊行会飜刻本ほんこくぼんの中に蒐集しゅうしゅうされた旧記随筆をあさり初めた。
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)