“顱頂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろちょう64.3%
ろちやう28.6%
あたま7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
額際ひたいぎわから顱頂ろちょうへ掛けて、少し長めに刈った髪を真っ直に背後うしろへ向けてき上げたのが、日本画にかく野猪いのししの毛のように逆立っている。
かのように (新字新仮名) / 森鴎外(著)
煙を揚げる英吉利イギリスの船。『港をよろふ山の若葉に光さし……』顱頂ろちやうの禿げそめた斎藤茂吉。ロティ。沈南蘋しんなんぴん。永井荷風。
長崎 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
総監は辟易して、一分刈の形のいい顱頂あたまを撫でながら
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)