“類人猿棲息地帯”の読み方と例文
読み方割合
ゴリラスツォーネ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
他の三方は、王蛇ボアでさえくぐれぬような気根寄生木きこんやどりぎの密生、いわゆる「類人猿棲息地帯ゴリラスツォーネ」の大密林。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
といって、南へゆけばコンゴの「類人猿棲息地帯ゴリラスツォーネ」、そこではこの惨苦を繰りかえすにすぎない。してみると、北端にあたる大絶壁へ——いまアメリカ地学協会の探検があるはずだが……。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「それが、ほぼ東経二十八度北緯四度のあたりです。イギリス領スーダンとベルギー領コンゴの境、……イツーリの類人猿棲息地帯ゴリラスツォーネから北東へ百キロ、『悪魔の尿溜ムラムブウェジ』の魔所へは三十マイル程度でしょう」
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)