“頑執”の読み方と例文
読み方割合
がんしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつての神仏分離の運動が過ぎて行ったあとになって見ると、昨日まで宗教廓清かくせい急先鋒きゅうせんぽうと目された平田門人らも今日は頑執がんしゅう盲排のともがら扱いである。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「では、何ぞ、証拠をお持ちか」と、ケチな面目を頑執がんしゅうしてくる。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)