“面触”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かおぶ66.7%
かおぶれ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝湯にしても、夕湯にしても、湯屋のお客は、その縄張りと面触かおぶれが大抵きまったものであります。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その翌日は、白骨温泉の炉辺閑話に、変った面触かおぶれが一つ現われました。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
この劇場で偶然余は新派大合同劇を見た、芸題は「金色夜叉こんじきやしゃ」で登場俳優は今云ったような面触かおぶれに中野信近などいったようなのも入ってその頃のオール新派と云ってもよろしい
生前身後の事 (新字新仮名) / 中里介山(著)