“青鈍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あおにび75.0%
あをにび16.7%
アヲニビ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青鈍あおにび色の几帳きちょうの感じのよいかげにすわっている尼君の袖口そでぐちの色だけにはほかの淡い色彩も混じっていた。源氏は涙ぐんでいた。
源氏物語:23 初音 (新字新仮名) / 紫式部(著)
青鈍あをにびの水干と、同じ色の指貫さしぬきとが一つづつあるのが、今ではそれが上白うはじろんで、あゐとも紺とも、つかないやうな色に、なつてゐる。
芋粥 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)