“青毛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あお40.0%
あおげ40.0%
あをげ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愛馬の青毛あおや、供の者を外において、正成はいつものような機嫌で、迎える家族たちの顔の中を、式台から奥へ通って来た。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『そうか。和殿わどのの眼も、あれと見たか。——この春、諸国の牧からのぼって来た四、五十頭のうちでも、まず、あの青毛あおげ四歳駒よんさいごまに及ぶ逸駿いつしゅんはない。こう見ていても、ほれぼれする』
青毛あをげやさしき姿なり
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)