“青摺衣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あおずりごろも50.0%
アヲズリゴロモ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青摺衣あおずりごろも二領、くつ十足などもあげられているが、弘法こうぼう滅後の風俗変遷を経た後の貞観時代にどれほど天平の面影を残していたかはわからない。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
口子の臣は、その時、青摺衣アヲズリゴロモを著て、紅の上紐ウハヒモをひらつかせて居た。紅の紐に水がいて、色がおりる。青摺りが、すつかり真赤になつた。口子臣の妹の口比売クチヒメ、皇后のお供として、この宮に居た。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)