“青嵐居士”の読み方と例文
読み方割合
せいらんこじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新興町人勢力の怖るべきことをまず説き出したのは青嵐居士せいらんこじで、それに深くもあいづちを打ったのは不破の関守氏でありました。
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
釣竿をかついで、すっくすっくと先に立って行く浪人の背丈は、普通よりははなはだ高い。ちょっと青嵐居士せいらんこじとでも言いそうな恰好をしている。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
女王と総理とが出動した後の胆吹王国に、留守師団長をつとめたところの人は、前に申す通り青嵐居士せいらんこじでありました。