雲夢うんぽう)” の例文
李白は出でて襄漢じょうかんに遊んだ。まず南洞庭どうていに行き、西金陵にしきんりょうよう州に至り、さらに汝海じょかいに客となった。それから帰って雲夢うんぽうに憩った。
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
漢の高祖が雲夢うんぽうに行幸した故智にならって、魏帝みずから安邑あんゆうに遊び、司馬懿が出迎えに出るとき、そっと気色をうかがって
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)