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雫
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しず
ふりがな文庫
“
雫
(
しず
)” の例文
鼻の孔から嗅煙草の
滓
(
かす
)
が、まるで濃い珈琲の
雫
(
しず
)
くみたいに甚だ不体裁に、にょろりと覗いたことも、また部屋着の前がはだけて
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
久しくそれは聞いたこともなかったものだというよりも、もう二度とそんな気持を覚えそうもない、夕ごころに似た優しい情感で、温まっては滴り落ちる
雫
(
しず
)
くのような音である。
洋灯
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
雫
漢検準1級
部首:⾬
11画
“雫”を含む語句
一雫
雫石
汗雫
血雫
二雫
泥雫
滴雫
玉雫
雨雫
雪解雫