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障子越
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しやうじごし
ふりがな文庫
“
障子越
(
しやうじごし
)” の例文
「
何
(
なに
)
がそんなに
可笑
(
をか
)
しいの、
清
(
きよ
)
」と
御米
(
およね
)
が
障子越
(
しやうじごし
)
に
話
(
はな
)
し
掛
(
か
)
ける
聲
(
こゑ
)
が
聞
(
きこ
)
えた。
清
(
きよ
)
はへえと
云
(
い
)
つて
猶
(
なほ
)
笑
(
わら
)
ひ
出
(
だ
)
した。
兄弟
(
きやうだい
)
は
何
(
なん
)
にも
云
(
い
)
はず、
半
(
なか
)
ば
下女
(
げぢよ
)
の
笑
(
わら
)
ひ
聲
(
ごゑ
)
に
耳
(
みゝ
)
を
傾
(
かたむ
)
けてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
障
常用漢字
小6
部首:⾩
14画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
“障子”で始まる語句
障子
障子際
障子襖
障子窓
障子貼
障子屏風