“附金”の読み方と例文
読み方割合
つけがね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その嫁入りのときに加賀屋でも相当の支度をしてくれたが、お元の里方からはお鉄の附金つけがねとして二百両の金を送って来た。半七のところへも百両とどけて来た。
半七捕物帳:37 松茸 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
そうしていくらかの附金つけがねをしてやってもよいから、どこかで嫁に貰ってくれる家はあるまいかなどと、与市の母や兄に相談することもあったが、前にいったような訳であるから
青蛙堂鬼談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)