閑靜しづか)” の例文
新字:閑静
思ひ出すには閑靜しづかなる所がよきものなり因て見張みはりつけるによりあき長屋ながやいたとくと考へ見よとて同心に遠見とほみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
現今いまほどすつかり工場町こうぢやうまちになつてしまはないで、松林に梅雨つゆの雨が煙り、そのすぐ岸近くを行く汽船ふねの、汽笛の音が松の間をぬつて廣がりきこえるほど、まだ閑靜しづかだつた時分、ある家の塀の中に
桑摘み (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)