“錦輝舘”の読み方と例文
読み方割合
きんきくわん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平民社演説会を神田の錦輝舘きんきくわんに開けり、出演せるもの社内よりは幸徳、堺、西川の三兄、社外よりは安部あべ兄と余となりき、演説終つて後、堺兄の曰く、来る十二日控訴の公判開かれんとし花井
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
隨分ずゐぶん故郷こきようそらなつかしくなつたこと度々たび/\あつた——むかし友人ともだちことや——品川灣しながはわん朝景色あさげしきや——上野淺草うへのあさくさへん繁華にぎやかまちことや——新橋しんばし停車塲ステーシヨンことや——回向院ゑこうゐん相撲すまふことや——神樂坂かぐらざか縁日えんにちことや——よろづ朝報てうほう佛蘭西フランス小説せうせつことや——錦輝舘きんきくわん政談せいだん演説えんぜつことや——芝居しばゐこと浪花節なにはぶしこと