トップ
>
鉾
ふりがな文庫
“鉾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほこ
91.2%
ほこさき
3.5%
きっさき
1.8%
ぽこ
1.8%
ホコ
1.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほこ
(逆引き)
そこで、首渡しとは、どんな風習かというと、
鉾
(
ほこ
)
や太刀のさきに刺し貫いた敵将の首を、高々と掲げて諸人に誇示して歩くのである。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鉾(ほこ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ほこさき
(逆引き)
大江ノ
匡衡
(
まさひら
)
は、と御尋ねあれば、鋭士数騎、
介冑
(
かいちゅう
)
を
被
(
こうむ
)
り、
駿馬
(
しゅんめ
)
に
鞭
(
むち
)
打
(
う
)
って、粟津の浜を過ぐるにも似て、其
鉾
(
ほこさき
)
森然
(
しんぜん
)
として当るものも無く見ゆ、と申す。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
鉾(ほこさき)の例文をもっと
(2作品)
見る
きっさき
(逆引き)
これによりて
活胴
(
いきどう
)
を試みたく、
窃
(
ひそ
)
かに柳原の土手へ出で往来の者を一刀に殺害しけるが、ある夜飛脚を殺し、
鉾
(
きっさき
)
の止まりたるを
審
(
あやし
)
み、懐中を探れば金五十両を所持せり。
三甚内
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
鉾(きっさき)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ぽこ
(逆引き)
迷亭に
雁
(
がん
)
が食いたい、
雁鍋
(
がんなべ
)
へ行って
誂
(
あつ
)
らえて来いと云うと、
蕪
(
かぶ
)
の
香
(
こう
)
の
物
(
もの
)
と、
塩煎餅
(
しおせんべい
)
といっしょに召し上がりますと雁の味が致しますと例のごとく
茶羅
(
ちゃら
)
ッ
鉾
(
ぽこ
)
を云うから、大きな口をあいて
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
鉾(ぽこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ホコ
(逆引き)
でも、日もおなじければ、曳く飾り山もおなじだいがくと言ふ大きな
鉾
(
ホコ
)
であつた。此だいがくは、大阪南方の近在では皆舁いたものらしいが、最後まで執著を残してゐたのは、私の生れ里であつた。
村々の祭り
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
鉾(ホコ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鉾(
矛
)”の解説
矛(ほこ、異体字:鉾)は槍や薙刀の前身となった長柄武器で、やや幅広で両刃の剣状の穂先をもつ。
日本と中国において矛と槍の区別が見られ、他の地域では槍の一形態として扱われる。日本では鉾や桙の字も使用されるが、ここでは矛の字で統一して記述する。
(出典:Wikipedia)
鉾
漢検準1級
部首:⾦
14画
“鉾”の関連語
桙
“鉾”を含む語句
鯱鉾立
蒲鉾
鯱鉾
鉾先
蒲鉾形
逆鉾
山鉾
笠鉾
鉾田
玉鉾
鋒鉾
銅鉾
鉾子先
蒲鉾屋
鉾杉
御荷鉾
鉾尖
蒲鉾小舎
蒲鉾板
傘鉾
...
“鉾”のふりがなが多い著者
吉川英治
浜田青陵
内村鑑三
橘外男
倉田百三
作者不詳
小栗虫太郎
横光利一
中里介山
山本周五郎