“鈴鹿峠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すずかとうげ85.7%
すゞかたうげ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丹三郎の不仕鱈ふしだらには限りが無かった。草津、水口みなくち土山つちやまを過ぎ、鈴鹿峠すずかとうげにさしかかった時には、もう歩けぬとわめき出した。
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)
机竜之助が鈴鹿峠すずかとうげの麓、伊勢の国せき宿しゅくで会い、それから近江の国大津へ来て、竜之助の隣の室で心中の相談をきめ
蒲原かんばらの酒屋に押込が入つて、賣溜を奪つて逃げ、七月二十八日は小夜さよの中山で追剥おひはぎが旅人を脅かし、九月十七日には飛んで鈴鹿峠すゞかたうげで大阪の町人夫妻が殺されて大金を取られ、十月七日は