“金鵄勲章”の読み方と例文
読み方割合
きんしくんしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その前年の明治三十九年に、功三級に叙せられ、金鵄勲章きんしくんしょうを授けられ、また勲二等に叙せられ、旭日重光章を授けられているのである。
花吹雪 (新字新仮名) / 太宰治(著)
いわゆる品行方正を金鵄勲章きんしくんしょうのように大事がって四十までいた女、恋愛を不浄のようにきめていた女、自分の結婚が恋愛から出発したのではなく
妻の座 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
金鵄勲章きんしくんしょうはよれよれに型もくずれて、赤や紫の七宝もむなしく、上部の小さな金のとびも焼き鳥になってしまった。
ロザリオの鎖 (新字新仮名) / 永井隆(著)