“金総”の読み方と例文
読み方割合
きんぶさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
式部官が突く金総きんぶさついたる杖、「パルケット」の板に触れてとうとうと鳴りひびけば、天鵝絨びろうどばりの扉一時に音もなくさとあきて、広間のまなかに一条ひとすじの道おのずから開け、こよい六百人と聞えし客
文づかい (新字新仮名) / 森鴎外(著)
式部官が突く金総きんぶさついたるつえ、「パルケット」の板に触れてとうとうと鳴りひびけば、天鵝絨ビロードばりの扉一時に音もなくさとあきて、広間のまなかに一条ひとすじの道おのづから開け、こよひ六百人と聞えし客
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)