金絲雀かなりや)” の例文
新字:金糸雀
また金絲雀かなりやふるごゑで、『おかへりよ、みンな!もう時分じぶんぢやないか!』と其子供等そのこどもらびました。種々いろ/\口實こうじつまうけて、みンのこらず立去たちさつたあとには、たツあいちやん一人ひとりになつてしまひました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
金絲雀かなりやでもてのひらの上に載せて來たといふ心になつた。
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)