酔倒よいたお)” の例文
旧字:醉倒
「だが、雪が降って食物くいものが無くなると、𤢖わろが山から里へ出て来ると云うじゃアないか。迂濶うっかり酔倒よいたおれている処を、さらって行かれちゃア大変だからね。ははははは。」
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
酔倒よいたおれたる画工に近づく。後の烏一ツ、同じく近寄りて、画工のうなじいだいて仰向あおむけにす。)
紅玉 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)