“酒保”の読み方と例文
読み方割合
しゅほ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その洋館の入り口には、酒保しゅほが今朝から店を開いているからすぐわかる。その奥に入って、寝ておれとのことだ。
一兵卒 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
「べらぼうめ! すむもすまねえもあるものか! 酒保しゅほの酒を一合買うのでも、敬礼だけでは売りはしめえ。」
将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
なんしろ麦飯の七八はいもひっかけて居ったンだからね。酒保しゅほに飛んで行き/\したって話してました。今じゃ大きにらくになったってますよ。最早もうあと一年半でけえって来ますだよ
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)