“酉刻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むつ98.4%
いつつ1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酉刻むつ前後の門の閉まる前、出入りの一番混雑する時をねらって、家中の身分ある者と見せかけ、表門から威張り返って入ったことだろう
と下女が二度目に使いに参り、帰った時にポーンと酉刻むつが鳴ります、朝飯あさはん夕六時くれむつでございます。是からお化粧に取り掛ります。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「いや申刻ななつ(四時)に此処で逢おうと誘われているんだ。もうあの日足は申刻半ななつはん酉刻いつつ(六時)近いだろう。敵に後ろを見せるわけには行かないよ」