“鄙事”の読み方と例文
読み方割合
ひじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
んでもでも十数年の後には徒手にて出来る工風くふうなれども、政府にてはまだ農業は鄙事ひじなりとでも思わるるにや
禾花媒助法之説 (新字新仮名) / 津田仙(著)
中津なかつに居る間は漢学修業のかたわらに内職のような事をして多少でも家の活計を助け、畑もすれば米もき飯も炊き、鄙事ひじ多能たのう、あらん限りの辛苦しんくして貧小士族の家に居り
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
わかかりしときいやしかりき、ゆえに鄙事ひじに多能なり。(子罕しかん、六)
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)