“部屋着”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へやぎ20.0%
カポート20.0%
ガウン20.0%
ブルーズ20.0%
ローブ・ド・シャンブル20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は、だぶだぶの部屋着へやぎを着ている。いのはいった飾りひも巌丈がんじょうな胸を取り巻き、円柱のまわりに綱を取りつけたようだ。この男、ひと目見れば、物を喰いすぎるということがわかる。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
著てゐたえ? それあね、何といつたつて今時この妾の部屋着カポートのやうな丈夫なきれは、なかなか見つけようたつて見つかるものぢやないけれどさ。それは兎も角、お前さんはその娘に、その、何か、お話を
縞フランネルのパジャマのずぼんをだぶだぶに折返して——西洋のは脚が長いから——その上から洒落た部屋着ガウンなんか引っかけてはいるものの、だんまりのうちによく見ると、やっぱり弁天小僧の
一あしうちを出るにしたって、よしんば、ほら、こうして庭へ出る時でも、——部屋着ブルーズのまま髪も結わずに、なんてことがあったかしら? とんでもない。
例のジュールダン(9)どのが、音楽をもっとよく聴くためにプール・ミュウ・ザンタンドル・ラ・ミュジィク——部屋着ローブ・ド・シャンブルを持ってこいと言ったことを思い出させるよ。彼らの達した結果には、ときには驚くべきものがある。