“連舞”の読み方と例文
読み方割合
つれまい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そばに坐っていた二十を出たばかりの、野良帽子やろうを着た美しい若衆方を促し立てながら、おどけた連舞つれまいを舞い始めた。
藤十郎の恋 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「今夜の御宴会に連舞つれまいをいたすことになってります、そのことです」
鈴木主水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
若太夫 (自分の悄気しょげたことを、隠そうとして)座が淋しい。さあ……若衆たち、連舞つれまいなと舞わしゃんせ。
藤十郎の恋 (新字新仮名) / 菊池寛(著)