“迷子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まいご78.8%
まひご6.1%
めいし6.1%
まご3.0%
まよいご3.0%
めえご3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
迷子まいごとは違う。どうあってもこの道をあるかねばやまぬ。迷いたくても迷えんのである。魂がこちらこちらと教えるからである。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
迷子まひごだからさがしたでせう」と三四郎は矢張り前説を主張した。すると美禰子は、なほ冷やかな調子で
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
十月二十一日 埼玉県須賀村に川島奇北の病を訪ひ、不動岡、迷子めいし居の「桜草」同人句会に列す。
六百句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
「何でこんな所を迷子まごついてるんだ」
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そうして夜が明けますと、とうとう迷子まよいごになって、知らない国へ来てしまいました
オシャベリ姫 (新字新仮名) / 夢野久作かぐつちみどり(著)
「なんでえ、いけ騒々しい。迷子めえごの迷子の三太郎じゃあるめえし——勘弁ならねえ。」