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辻占
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つぢうら
ふりがな文庫
“
辻占
(
つぢうら
)” の例文
大路
(
おほぢ
)
ゆく
辻占
(
つぢうら
)
うりのこゑ、汽車の
笛
(
ふえ
)
の遠くひゞきたるも、
何
(
なに
)
とはなしに
魂
(
たましひ
)
あくがるゝ
心地
(
こゝち
)
す。
月の夜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
徳利
(
とつくり
)
が
化
(
ば
)
けた
遊女
(
おいらん
)
と
云
(
い
)
ふ
容子
(
ようす
)
だが、
其
(
そ
)
の
窓
(
まど
)
へ、
紅
(
べに
)
を
刷
(
は
)
いたら、
恐
(
おそ
)
らく
露西亜
(
ろしや
)
の
辻占
(
つぢうら
)
であらう。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
人通りの少ない
小路
(
こうぢ
)
を二三度折れたり
曲
(
まが
)
つたりして行くうちに、突然
辻占
(
つぢうら
)
屋に逢つた。大きな丸い
提灯
(
てふちん
)
を
点
(
つ
)
けて、腰から
下
(
した
)
を
真赤
(
まつか
)
にしてゐる。三四郎は辻占が買つて見たくなつた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“辻占”の解説
辻占(つじうら)とは、日本で行われた占いの一種である。
(出典:Wikipedia)
辻
漢検準1級
部首:⾡
6画
占
常用漢字
中学
部首:⼘
5画
“辻占”で始まる語句
辻占売
辻占入
辻占屋
辻占者