車廂くるまびさし)” の例文
やがて粉雪のけむる果てにその車廂くるまびさしも騎影も没して見えなくなったと思うと、辻を斜めに、あるいは大路を横ぎッて、どこの武士か
「あっ……」車廂くるまびさしへ、れんをあげて、範宴も遠くを見ていた。何ものかをその眼が見とどけたらしく
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)