“賈氏”の読み方と例文
読み方割合
こし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこへ、楚々(そそ)と、盧俊儀(ろしゅんぎ)の妻の賈氏(こし)が、屏風(びょうぶ)を巡ってあらわれた。李固(りこ)や燕青と共に「——そんな遠出の旅は、思いとまっていただきたい」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
妻の賈氏(こし)もいそいそすすめ、李固も何かともてなすので、盧(ろ)は自分の小心を辱(は)じ、その晩はわれから機嫌を直して寝(しん)に就いた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
賈氏(こし)も燕青も、その人が見えなくなるまで手を振っている。しかし賈氏のひとみには、前日、先発した馬車を見送っていたときのような瞼(まぶた)の濡れはさらにない——。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)