しるし)” の例文
『類函』四三一に〈『張潘漢記』曰く梁冀りょうき兎苑を河南に起す、檄を移し在所に生兎を調発す、その毛を刻んで以てしるしと為す、人犯す者あれば罪死に至る〉
紋章の発達については沼田頼輔氏の有益な研究があって、はなはだ明らかであるが、幾何学的の図形を用いて家のしるしとしたこと、ずいぶん芸術的な仕方であった。
芸術と数学及び科学 (新字新仮名) / 三上義夫(著)