“訓諭”の読み方と例文
読み方割合
くんゆ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一場の訓諭くんゆをうけたので、若い学徒は、たちまち師の大度に習って、織田家の士であろうと、明智兵であろうと、けじめなく収容にかかったのみか
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
という具合に二人は二時間ばかり訓諭くんゆを受けて、昼食後う/\のていで辞し去った。
脱線息子 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
で——時には、彼らを、床に坐らせ、師範席から高く見おろして、一場いちじょう訓諭くんゆれることがある。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)