規則正きそくただ)” の例文
そして五人はかけました。一れつになって規則正きそくただしく進んで行きます。これくらいきちんとして出かければ、もうぶんはありません。
母の話 (新字新仮名) / アナトール・フランス(著)
つめたいかぜは、おびやかすように、電燈でんとうおもてをなでていきました。心臓しんぞう規則正きそくただしく、生物せいぶつむねっているあいだに、いろいろなおそろしい脅迫きょうはく肉体にくたいおそうようなものです。
ひかしつにかかっている時計とけいが、規則正きそくただしく、るのがこえました。よるはしだいにけていくのです。そのとき、くらい、さむい、廊下ろうかって、子守歌こもりうたみみかたむけている、おばあさんがありました。
雲と子守歌 (新字新仮名) / 小川未明(著)