薩芋さつ)” の例文
薩芋さつを一生断ちますると、頼んでおいたが。なんぼうでも、験が見えぬに、ほつとして。あの前の晩、ほこほこを、喰べて退けたが、出雲へ知れた、罰かと思ふて、堪らえて居たりや。
したゆく水 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)