“薙染”の読み方と例文
読み方割合
ちぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十二月十三日に蘭軒の姉幾勢きせ、黒田家の奥に仕へた時の名世代せよ薙染ちぜん後の称正宗院が八十一歳を以て丸山の家に歿した。前年庚戌十二月の寿筵は此おうなをしていたく疲れしめた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)