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薄痘痕
ふりがな文庫
“薄痘痕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うすあばた
50.0%
うすいも
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすあばた
(逆引き)
『まあ、私共始め、
左様
(
さう
)
いふことを伺つて見ますと、あまり好い
心地
(
こゝろもち
)
は致しませんからなあ。』と
薄痘痕
(
うすあばた
)
の議員が笑ひ乍ら言葉を添へる。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
この連中の顔は、肥えて丸々していて、中には疣の出来たのもあり、また
薄痘痕
(
うすあばた
)
のもある。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
薄痘痕(うすあばた)の例文をもっと
(6作品)
見る
うすいも
(逆引き)
二人はやっと
掴
(
つか
)
み合いをやめた。彼等の前には
薄痘痕
(
うすいも
)
のある百姓の女房が立っていた。それはやはり
惣吉
(
そうきち
)
と云う学校友だちの母親だった。
百合
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
鼻の
辺
(
あたり
)
に
薄痘痕
(
うすいも
)
ありて、口を
引窄
(
ひきすぼ
)
むる癖あり。歯性悪ければとて常に
涅
(
くろ
)
めたるが、かかるをや
烏羽玉
(
ぬばたま
)
とも
謂
(
い
)
ふべく
殆
(
ほとん
)
ど
耀
(
かがや
)
くばかりに
麗
(
うるは
)
し。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
薄痘痕(うすいも)の例文をもっと
(6作品)
見る
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
痘
常用漢字
中学
部首:⽧
12画
痕
常用漢字
中学
部首:⽧
11画
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