薄〻はく/\)” の例文
薄〻はく/\の酒を酌むに、いや/\ながらも杯を重ぬれば、其の中にはおのづから酔ひて之を楽むに至るといふことを云へるか、或は又虚礼謙譲のいやしきを笑へる意の諺なるべし。
東西伊呂波短歌評釈 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)