葭簀張よしずッぱり)” の例文
杢「樽ではない、お前さんと毎日一緒にうちの側の葭簀張よしずッぱりに休んで話をしている炭屋さんは何処の人ですえ」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
多助が葭簀張よしずッぱり盲目めくらの乞食を見てびっくりしましたは、十一年前沼田の下新田で別れた一旦自分の母親になりし実の叔母おかめにて、沼田のいえも此の毒婦のために潰れたのでございますから
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
子供は葭簀張よしずッぱりに並べてある大福餅を見附け、腹がったと見え
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)