“菱山修三”の読み方と例文
読み方割合
ひしやましゅうぞう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同じ組に詩人の菱山修三ひしやましゅうぞうがいて、これは間もなく横浜税関の検閲係になって仏蘭西語を日々の友にしていたが、同じ語学が達者なのでも高木は又別で、秀才達が文法をねじふせたり
篠笹の陰の顔 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
大島というインチキ千万な男がもくろんだ仕事で、井上友一郎、菱山修三ひしやましゅうぞう田村泰次郎たむらたいじろう、死んだ河田誠一、真杉静枝などが同人で、矢田津世子も加わり、矢田津世子から、私に加入をすすめてきた。
二十七歳 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
菱山修三ひしやましゅうぞうという詩人である。