荷梯子にばしご)” の例文
善作が空身からみで立っている、手真似てまねで下りろという、崖が急で下りられない、ゆびさす方に従ってようやく下り場所をさがし、偃松の中に転げこむと、荷梯子にばしごがそっくり寝ていた
奥常念岳の絶巓に立つ記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)