“草苅鎌”の読み方と例文
読み方割合
くさかりがま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三人目の被害者ひがいしや金之助の死骸は、二階の金之助の部屋の中に、血潮に染んでそのまゝにしてあります。しかも、死骸の側には鋭利な草苅鎌くさかりがまが一梃。
その日は嫁は家にありて打ちしておりしに、昼のころになり突然とせがれのいうには、ガガはとてもかしては置かれぬ、今日きょうはきっと殺すべしとて、大なる草苅鎌くさかりがまを取り出し
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
しかも、死骸の側には鋭利な草苅鎌くさかりがまが一梃。