茶缶婆ちゃかんばばあ)” の例文
露地の出口のどぶの中、さして深くもない中に、横倒れにはまって死んでいたのは茶缶婆ちゃかんばばあで、胸に突疵つききずがある。さては赤熊が片附けた。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)