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芽出度
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めでたい
ふりがな文庫
“
芽出度
(
めでたい
)” の例文
今朝
(
けさ
)
から、というより
昨日
(
きのう
)
から、
芽出度
(
めでたい
)
芽出度といって、何かにつけてはお酒を飲んでいるので、あんぽんたんはそれをまた心配していた。
旧聞日本橋:21 議事堂炎上
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
赤の飯、
刻鰑
(
きざみするめ
)
菎蒻
(
こんにゃく
)
里芋蓮根の
煮染
(
にしめ
)
、豆腐に芋の汁、はずんだ家では
菰冠
(
こもかぶ
)
りを一樽とって、主も客も
芽出度
(
めでたい
)
と云って飲み、万歳と云っては食い、満腹満足、
真赤
(
まっか
)
になって祝うのだ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
御介抱
申
(
もうし
)
たる
甲斐
(
かい
)
ありて今日の御
床上
(
とこあげ
)
、
芽出度
(
めでたい
)
は
芽出度
(
めでたけ
)
れど又もや
此儘
(
このまま
)
御立
(
おたち
)
かと
先刻
(
さっき
)
も台所で思い屈して居たるに、吉兵衛様御内儀が、珠運様との縁
続
(
つ
)
ぎ
度
(
たく
)
ば其人様の髪一筋知れぬように
抜
(
ぬい
)
て
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
芽
常用漢字
小4
部首:⾋
8画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“芽出”で始まる語句
芽出
芽出柳