“芳子”の読み方と例文
読み方割合
よしこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「……真実(まったく)だよ……まだ驚く話があるんだ。主厨(カカン)の話だがね、あのS・O・S小僧ってな女だっていうぜ。……おめえ川島芳子(よしこ)ッてえ女知らねえか」
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
いかにも押し出しのいい芳子(よしこ)というその女は、小夜子よりも少し若く、中高の美人型の顔で、黒い紋つきの羽織を着て、髪を水々した丸髷(まるまげ)にしていた。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
と先輩後輩のことが分って急に懇親(こんしん)を加えた。松浦夫人は未だ若かった。その妹さんが秀子(ひでこ)さんと芳子(よしこ)さんで、その下に中学生の弟があった。新太郎君と寛一君はこの少年に游泳(およぎ)を教えた。
脱線息子 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)