旧字:芥川龍之介
昭和十年発行の岩波版『芥川竜之介あくたがわりゅうのすけ全集』第八巻に「一人の無名作家」という短文がある。
一人の無名作家 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
かつて芥川竜之介あくたがわりゅうのすけ君と俳句を論じた時、芥川君は芭蕉をあげて蕪村をけなした。
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
日本の作家では夏目先生のものは別として国木田独歩くにきだどっぽ谷崎潤一郎たにざきじゅんいちろう芥川竜之介あくたがわりゅうのすけ宇野浩二うのこうじ、その他数氏の作品の中の若干のもの、外国のものではトルストイ、ドストエフスキーのあるもの
科学と文学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
芥川竜之介あくたがわりゅうのすけの小品に次のような例がある。
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
芥川竜之介あくたがわりゅうのすけ君が自殺した。
備忘録 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)