ふなよそひ)” の例文
圖の下の端なる死人の起つあたり、ふなよそひせる羅刹らせつの罪あるものをき去るあたりは、早や暗黒裡に沒せるに、基督とその周匝めぐりなる天翔あまがける靈とは猶金色に照されたり。
名月や秋月どのゝふなよそひ
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)