“腕角力”の読み方と例文
読み方割合
うでずもう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さては、射的場で、うさぎったことも、十仙出して本物のインディアンと腕角力うでずもうをしたことも、マジック・タアオンの鏡の部屋で——。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
ですからお経を読むのじゃない。鼻唄はなうたなんかうたうもあればあるいは大いにそのなかでもって腕角力うでずもうなど取って居る奴もある。それはなかなか面白い。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
子供たちは、菱の実がなくなると、すぐ縁側に出て腕角力うでずもうやじゃんけんをはじめていたが、次郎は、その方に心をひかれながらも、大人たちの席から、遠く離れようとはしなかった。
次郎物語:01 第一部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)