“脊椎骨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せきついこつ66.7%
せぼね33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高等な動物及び人間においては脊椎骨せきついこつが次第に結合して行つて、最後に頭が出来、そこに力が集中する。団体の場合に起ることも総じて個体の場合と変りがない。
ゲーテに於ける自然と歴史 (新字旧仮名) / 三木清(著)
紫色がぜて雪白の光茫こうぼうを生んでいるものもある。私は星に一々こんな意味深い色のあることを始めて見た。美しい以上のものを感じて、脊椎骨せきついこつ接目つぎめ接目つぎめに寒気がするほどである。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
ワナワナとふるえ出しながら、切れるように冷たい土を両手で掻き拡げて、丹念に探しまわってみると、泥まみれになってはいるが、脊椎骨せぼねらしいものが七八ツと
いなか、の、じけん (新字新仮名) / 夢野久作(著)