背負繩せおいなわ)” の例文
そくざに敵をふせいで荷物を保護し得るという、たった一つの長処ちょうしょをのぞいては、以前さかんに行われた背負繩せおいなわの運搬の、かわりになるだけの力はもっていなかったのである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)